歯周病予防の第一歩は正しいブラッシングから!
歯周病の予防というとすぐ思い浮かべるのがブラッシングだと思いますがここで大事なのはきちんと磨けているかどうか?ここが大事なのであって知識ではないということです。
歯周病の予防は歯垢や歯石を除去することによって歯周病菌の住処と菌それ自体を除去することに尽きるわけですが、歯周病になる人は歯磨きをしない人ではなく歯磨きをしている・できている・磨けていると思いこんで実は磨けてない人の事を指します。
すなわち真の歯周病予防は歯磨きをすることではなく、歯磨きができているか確認する事だと言えます。
これは一日に何回も歯を磨く人がなぜかどんどん歯周病が進んでいってしまうような現象が起こるのか?ここに鍵があります。
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磨けているか確認するにはやはりプラークコントロール
ではきっちりと磨けたか確認する方法はどうすればよいのでしょうか?
これはみなさんご存じの通りプラークコントロールしかありません。一度やった方ならわかると思いますが紅色の錠剤を毎回歯磨き後に噛み砕き磨けたか確認するのは手間ですし色素が舌に残るなどして結果的に面倒な気持になってしまうものです。
ですがこれが自分のブラッシングが正しいのか?実際磨けているのか確認する方法としては一番よいのです。
毎回は無理としても寝る前のブラッシングだけでもキッチリとプラークコントロールして磨き残しがないように訓練することが歯周病予防の基本中の基本です。
現在ではパーフェクトぺリオがありますが基本はブラッシングであることには変わりありません。パーフェクトぺリオはキッチリと磨いた後でこそ効果があります。
糖尿病対策と免疫力強化も大事
歯周病予防のためにはブラッシングだけでなく歯周病になりにくい体質になることも大事です。とくに糖尿病は歯垢・歯石と同じくらい歯周病リスクがあります。
糖尿病になると体の免疫力が落ちて様々な合併症になります。この免疫力がなくなると一気に歯周病は進行します。また歯周病自体が糖尿病になるリスクもあるのでどちらが先になっても大きなリスクが発症します。
歯磨きをしっかり行いプラークコントロールもしっかりしても重度の糖尿病患者であるならば口内の免疫細胞が弱り歯周病のリスクが高まります。
完璧に磨いているのになぜ歯周病が治らないか?そういう人は必ずと言って良いほど糖尿病の既往がると言って良いほどです。
そういう意味では一生涯歯周病にならないためには全身の健康ケアが大事になってきます。